育休からの復職でフルタイムか時短か悩んでいませんか?


生後4ヶ月で復職?ほぼフルタイム?と驚かれることもあり、家族はもちろん上司や同僚にも相談しつつ、「これでよかったのか?」と悩むことも多いです。
今は復職してからすでに2年が経過し、育児&家事×仕事をこなすというよりも周りへの頼り方や自分の限界にも気づいてきました笑
そんな私がほぼフルタイムで働くことを選択した理由を、フルタイムと時短のメリット・デメリットを比較しながらまとめていきます。
保育園の申し込みが終わり、結果が出るまでに復職のことを考えようかな、時短orフルタイム、どちらを選択しよう?と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
- 時短とフルタイムのメリット・デメリット
- 私の復職の流れ
- なぜほぼフルタイムを選んだのか
復職前の上司との面談時に特に決まったシートがないという方は厚生労働省のHPにあるこちらのシートに一度書き出してみることをおすすめします。
私は、夫とともにこのシートを書いてみて、復職前面談にて上司2人分と自身の手元分の3枚を印刷して持参しました。
ロジカルに話せる自信がなかったのでとても役立ちました。
書き出してみることで伝えることが明確になり安心につながるといいなと思います♡
育休からの復職は時短勤務がbest?
実は私、復職後2ヶ月間は時短、その後はほぼフルタイムにて働いています。
育休からの復職のときに時短を選んだ場合のメリットとデメリットについてまとめていきます。
時短勤務のメリットは?
時短の一番のメリットはこどもとの時間が増えることです。
- 残業がない
- 仕事量を配慮してもらえる
私は、MR(製薬会社の営業)として働いています。
通常は、顧客となる医療関係者の時間に合わせ、お昼休みや仕事終わりに面会し自社品の営業をしていて、その後に会社に戻り内勤業務を終わらせて帰宅すると20時から21時過ぎることも多かったです。
復職後2ヶ月間は、時短を選択し、16時半までには仕事を終えられる担当先と配慮してもらうことで17時には保育園お迎え、その後はこどもとの時間を過ごすことができました。

時短勤務のデメリット
一方で時短のデメリットも感じていました。
- 収入減
- キャリアビジョンを相談しにくい
当たり前かとも思いますが、、、時短では1時間の時短でも手取りが〇万円と変わります。
ふたりめを考えたときには直前の収入から計算して産/育休時の給付金が支払われるので、それも少なくなります。
産/育休時の給付金が減らないようにと年収をそのままに差額を差し引いて支払ってくれる会社もありますが、支払額に対して翌年の所得税が大きくなるのが悩みどころ。。。
また、将来のキャリアについての相談をしにくくなる風潮がまだまだあるように感じます。
私の場合は、新しい担当先に上司と同行した際、「ここは自社品が全く採用されてないから怒られても問題ないし自由にやっていいよ」と言われました。

定例のキャリア相談の場でも「まだ時短だし、お子さんも小さいからその後だよね」と言われることが多く、こちらから相談できる雰囲気ではありませんでした。

Goalを見失わないことも大切
時短勤務の中で自分のできること、将来のキャリアビジョンを上司や同僚に臆せず伝えることも大切だったのかなと思っています。
今までの自分と比べて、「働ける時間が短くて申し訳ない」とか「担当先を配慮してもらって申し訳ない」という気持ちが先行してネガティブになってしまっていた気がします。
ありたい姿を描いて、今の自分にできることを伸ばしながら、今まで時間をかけていた仕事を短時間でできるように効率化の努力をしたら”キャリア”に関するデメリットは払しょくできたように思います。

時短→フルタイムという選択もあり!
こどもがいると家事が思うように進まないなんてことありませんか?
復職後は特に平日はばたばたでこどもと一緒に寝落ち…朝起きて部屋の散らかりようにぼーぜん…なんてことも…
時短だと先に一度帰宅して家事をしてからお迎えなんてこともできます。
職場の制度次第ですが、時短で復職して、慣れてきたらフルタイムに切り替えるという働き方もあり!と私は思います。
私の場合は、1月と7月の半年に1度「次の半年はどうしますか?」と確認が入り、時短を継続する場合には申請しています。残業や出張の免除の必要性も同時に申請できるようになっています。
初めてのことで自身もわからない、職場もどの選択がbestなのか理解していないことがなので、復職時に交渉してみましょう。
また、途中で働き方を変えるとしたら、フルタイム→時短よりも時短→フルタイムがおすすめです。
理由は、職場としては社員の働く時間が減るよりも増える方がありがたく快く調整してくれます。

育休からの復職はキャリアが中断されないフルタイム?
私は、みなし時短を選び、ほぼフルタイムで働き、18時半に保育園お迎えとしています。復職後の半年ほどは上司とこまめに相談しその選択をしました。
こまめに話し合いの場を持ったことで上司も私のキャリアについて前向きに考えてくれるようになりました。
今夜は夫にこどもを任せてスタバで今まで☕
— yokocha (@yokocha01) 2020年9月25日
何もない日に夜の時間をもらうのもいいな❣️
ハーゲンダッツ2つ買って帰ろう🍦

フルタイムで仕事をするには、職場の理解と夫の協力など、そこに対して働くママが感謝の気持ちを持ち続けることが大切だと思います。
▽夫に頼れない日はファミサポさんやシッターさんにも頼っています
フルタイムで働くことへの罪悪感解消法
我が家ではこどもを7時半から18時半までの長時間保育をお願いしています。
私がほぼフルタイムでの働き方を選んだからです。
生後4ヶ月のときは1学年上の子たちに混ざっての0歳児クラスでしたが、18時過ぎまで預けているのは1人だけでした。
2歳になった今でも18時半に迎えに行くと他のお友達はすでに帰宅していて1人で先生と遊んでいて、ファミサポさんやシッターさんのお迎えを利用するご家庭もありません。
自分で選んだことですが、ときどき寂しいかなと思うこともあります。
でもこれって考え方1つでポジティブなイメージに変わります。
- 保育園でもめいっぱい遊び、最後は先生を独り占めできる♡
- ファミサポさんのご家庭でお姉さん、お兄さんと遊べる
- 家でも限られた時間で親と全力で遊べる
などなど。
代わりに、朝の保育園に着くまでの時間と保育園にお迎えに行ってからはスマホなどをなるべく見ないようにして、子どもとしっかり向き合い、めいっぱいわがままをきいてあげられるようにしています。
そう考えると、いやいや期もなんだかおかしくて笑顔になれたりします。(もちろんなれないときもあります笑)
1番重要なのは、自分で選んだ時短/フルタイムを他の人と比べたりして悩まずに、仕事の時間は仕事のこと、それ以外はこどもとの時間を全力で過ごすことだと思っています。
- トライ&エラーでゆっくり勤務時間を決める
- 決めたら仕事/家庭環境がよくなるように全力で過ごす
- ものは考えよう、ポジティブに考えちゃおう♪
また、少しでも罪悪感を少なくするためにこどもにとってよい保育園選びをしたいですね。
娘は最初はよくわかっていなそうでしたが、今では保育園に到着するとすぐに親から離れ先生にべたっとくっついてバイバイしてくれます。
先に来ているお友達が「遊ぼうー!」と玄関までお迎えに来てくれることもあり、その様子に親もにこにこして仕事モードに切り替えられます。
おわりに|時短orフルタイム、働くママそれぞれがbestな選択を
復職のタイミング、時短かフルタイムかを考えるとき、「今まで通りの金額を稼ぎたい」という気持ちと「こどもと長く一緒にいたい」という気持ちが重なって悩みますよね。
そんなときは、まずは自分にとって1番ストレスのない方法はどれかという視点で考えてみるのはいいかもしれません。
周りに遠慮して自分の中にため込むよりも、働くママが心の余裕を持てることが、安定した家族の生活と効果的な職場での働き方につながると考えています。
また、自身も家族、職場の上司や同僚にとっても初めての経験になるので、どういう生活になるのかわからない!というときは、とりあえずお試しで時短を選んでみることもありだと思います。
